Happy Love Flower

写真、フラワーアレンジメント、プリザーブドフラワーを趣味でしてます。

婚礼家具

 こんにちは。蒸し暑い毎日です。暑いお茶が体にいいとわかってても冷たいものを飲んでしまうflowerloveです。


今の都会の住宅事情を考えたら、婚礼家具を買う人はあまりいないのでは?

特にマンションとかはクローゼットがついてますし。


 私な田舎者のうえに、私の年代にしては親が高齢のうえに感覚が田舎思考です。

なのでマンションとはなんぞや?です。


 とはいえ、なんでもひとくくりに考えるのは失礼な話で、どこにいてもどこでも

人とは人と斬新な田舎生活を楽しむ人もおられるはずです。


 結婚するにあたり家具を買うことになり、親の仕事のつてで、、、ということになりました。

いざご紹介者の方にご対面になった時に、初めて知ったのが、中学高校の同級生のお父さんでした。

その同級生の妙味時と私の旧姓が同じだったため、科学の授業の時は、○○A,○○Bと、呼ばれてました。とある問題が、解けたのは○○B(私)だけだとみんなの前でほめてもらったのは、

実は、私でなく同じ苗字のA君の方でした。

違いますと否定しようと思ったものの、気が弱すぎたみんなの前で先生に私は言えず、

A君ごめんと心の中で謝り、、本人も気づいてました。


 何かの折に謝ろうとずっと思いながら言えずじまいで、、卒業してしまい、、いつか同窓会であったら言おうと思ってました。


 ところがまさか、こんなところでA君のお父さんに会うとは。。。


その時は話題に出なかったのですが、、

ちょうど風のうわさでA君は詳しいことは知らないのですが、心臓発作で数年前、若くして空に逝ってしまったと人から聞いてたので、A君のお父さんの気持ちを考えると、、かなり相当複雑であるのは表情ですぐ読み取れました。


 性別は違えど、同じ年の私に子供の姿を重ねてしまうのは判ります。

私の親は同じクラスだったとは知らなかったと思います。狭い田舎ですが。


 お父さんの心情を考えると、初めから知ってたら、別の方にお願いしてたかもしれません。

知らなかったとはいえ、これは親同士の仕事につながることでもあり、

私の感情で断るのも失礼なお話で、申し訳ないけど断腸の思いで買わせていただきました。


結婚して3か月目で震災にあっても丈夫だったこの家具。


引っ越しのたびに大変でしたが、

できるだけ物を減らそうとしつつ、置き場所に実は苦労することが多いけど、

この家具だけは、捨てれない、捨てるわけにはいかないと思ってます。


身体は天に召されても魂は家具の中で生きている。

ほとんど口をきいたこともなく親しかったわけではないけど、誰かの分まで生きるというおこがましい気持ちでなく、職人さんがきちんと作ってくださった家具でもあり、

いろんな人たちの思いが入ってる家具だと思い、大切にしていきたいと思います。







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